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2006年2月1日23時54分
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ガンパレード・マーチ episode ONE

ガンパレード・マーチ episode ONE

人気ランキング : 48,287位
定価 : ¥ 599
販売元 : メディアワークス
発売日 : 2003-05

商品名 ガンパレード・マーチ episode ONE
価格 ¥ 599
発送可能時期 通常24時間以内に発送
第62戦車学校入学

言わずと知れた大人気SLG「ガンパレード・マーチ」の小説版です。
ガンパレノベル第5弾となってますが、榊ガンパレとしては第4弾、
ストーリーの時系列的には第1巻に位置づけられる作品です。
原作はゲームですが、この小説はターゲットを絞っていません。
世界観もキャラクターの個性もとても丁寧に描かれていますので、
ゲームを知らないと分からない、そんな心配はありません。
勿論、ゲームを知っている方がより楽しめるということはあると思いますが、
私自身ゲームの世界にあまり詳しくない状態で読んでも楽しめましたので、
どんな方にもオススメできる一冊と思います。
描かれるのは日常から理不尽な戦争という状態に放り込まれた少年少女達。
彼らは別に世界を救おうなどという大それたことを考えているわけではなく、
精一杯学園生活を楽しんでいます。
恋に友情に、そして誤解やすれ違いからくる複雑な人間関係。
悩んで泣いて笑って、成長していく等身大のキャラクター達に
ついつい自己投影して、ハラハラドキドキしてしまいます。
極個人的感想を述べさせていただくなら、
私は広くメディアミックス展開されたガンパレの中でこの作品が一番好きです。
正直なところ、オリジナルであるゲームそのものより好きかもしれません。
ゲームがあってこそのノベライズですので、多少暴言かも知れませんが、
複雑な世界の謎という裏設定にあまり興味を持て無かった代わりに
魅力的なキャラクターとその設定には激ハマリした身としては、
キャラとその成長に主眼をおいたこの作品にとても好感が持ててしまうのです。

換骨奪胎の良い見本

ゲームのノベライズとしては、一番成功しており、いいお手本ともいえる一冊。
軍隊の独立愚連隊でありながら、学生でもあるという特殊な設定。
それでも、きちんと学園モノとして成立させているところは、この作者の手腕かと。
(もちろん、元のゲームの設定が魅力的であるという要因はあるにしても)
加えて上手いと思う点。
1.ゲームを知らない人でも愉しく読める(この本を手に取るかはちょっと疑問だけど)。
2.ゲームを知っている人なら、ちょっとしたエピソードに微笑むことが出来る。
3.そして、ゲームの設定の裏を知ってる人ならば、ニヤリとすること間違いなし。
そういったくすぐり方を知っている点が、やはり上手い。
続巻でもこの調子で、他のキャラクターにも焦点を当!ていって欲しいものである。

新たに心が洗われたすごい小説です

主人公 速水厚志が第62戦車学校に到着して、学兵としての教育を受けるところから始まる。子供の気分が抜けきらない少年少女が戦場へと送られていく悲しくて辛い過程も、読み薦めていくうちに学兵としての成長と交流を楽しむことができる、中身の濃い作品である。

やっぱ小説のが一番オモロイ

どっかの映画のタイトルをパックってきたような印象がありますが、見なかったことにしておきましょう。小説って、キャラと台詞を合わせるために、何度もキャラ紹介の口絵とか見直しませんか?ガンパレはキャラが濃いから、すぐ印象づいて初心者には実に読みやすくていいですよね。生徒たちの葛藤と成長があって、皆が一つになってゆく様がいいです。(それを意図的にやろうとする善行の軍人臭さもいい)ところが、だんだん本当の”仲間”になって団結していく彼らを見て、・・・ああ、青春の無駄遣いしたなとか思いません?・・・俺だけか。裏設定知らなくても読める所もいいですよね。つーか、裏設定あってもなくても関係ないか。芝村氏の設定は直接作品の面白さにつながらないし。

ゲームのファンにも未プレイの方にも

「ゲームが原作」という先入観を持って読み始めると、良い意味で裏切られること間違いなしです。
他メディアから移殖された作品、ことにゲームをノベライズした場合は、あるていど読み手は原作を知っていることが前提の部分があります。
キャラクターは既に設定が固まっており、美しいグラフィックでイメージも出来上がっていますから。普通に読めるようにはなっていても、多少は省略されているところがあるのも否定できません。
ところがこの本は、設定を活かしながらも「物語」としての流れが良いのです。
小さなエピソードを積み上げてキャラクターを描いているため、原作を知らなくても自ずと理解できるようになります。
むろんのこと、ゲームでは語られない部分を補っているので、筋立てを知っ!ていても新鮮さが感じられ、読み応えも充分でした。
「ガンパレード・マーチ」には聖人君子は一人もいません。
生徒にも教官にも、そしてヒーローと呼ばれる存在であっても、必ず何かしら欠けた部分を抱えており、完璧さは備えていないのです。
それが魅力を損なっているかといえば、むしろ逆です。
良い面で憧れを持たせてもくれますが、弱みを克服しようと足掻く姿に、痛みを与えつつ共感を呼び起こしてもくれます。
善ばかりの人もいない代わりに悪ばかりの人もいません。だからこそ素晴らしいという原作者のメッセージを、登場人物たちの言動によって、読む側にしっかりと伝えてくれています。
ですからゲームのファンには言うまでもありませんが、プレイする前にガンパレード・マーチの世界を見て!たいという方にも、あるいはゲームは持っていないが面白い小説を読みたいという方にも、お薦めできる作品です。
読み終えたばかりですが、続刊の発売が楽しみです。

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